昭和を代表する偉大な書家(グラフィックデザイナー)橘右近(たちばな うこん)師匠が亡くなって数えで13年、丸12年一回りが過ぎたことになる。 つまりkenが寄席文字教室の門をたたいて約12年たったことになる。 右近師匠の作品で誰もが一番良く知っているのは「笑点」の額であろう。 日曜日の夕方5時45分頃、日本TVで笑点の大喜利が始まると、あの軽快なテーマソングにのって大写しされる「笑点」の赤い文字。 その本物も展示してある回顧展が今日から東京都文京区湯島4−6−11にあるギャラリー羽黒洞(はぐろどう)で始まった。会期は7月2日(月)〜同8日(日)の1週間です。 今見ても、直筆の「めくり」や「大看板」、ポスター原稿などは生々しい息使いが感じられる。それは美術品や絵画の本物を見ているのと同じだ。何度見ても感動がある。
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