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棟梁送りは、上棟式がお開きになった後、本日の主役である大工の『棟梁』を自宅まで木遣を呼びながら送り届ける儀式です。
自動車なんて珍しい時代には、各町内に家の1軒を建てるだけの職人も住んでいたものです。 ですから、上棟式の引き出物にもらった米俵や樽酒などと棟梁も大八車に積み込んで、棟から下ろした幣串を先頭に鳶頭が木遣を流しながらパレードです。
今でもお祭りなどにその名残がありますが、鳶には受け持ちの町内、いわば縄張りのようなものがあります。 江戸消防記念会では、江戸時代以来の火消しの受け持ち区域が在りますので、尚更のことだと思います。そこで、腕がいいのを見込んで頼んだ大工が隣町の大工だったとしますと、棟梁送りの行進が通過する町内の鳶に『渡り』と呼ばれる事前のあいさつをしておかないと、行進の嫌がらせをされたり、その町内を通してくれなかったりしたそうです。
無事に、棟梁送りの行列が棟梁の自宅まで着くと、『棟梁送りの答礼』として、棟梁の自宅で再び宴会が始まったそうです。
昔の職人の休日といえば、毎月朔日(ついたち)と15日に盆暮れ正月きりありませんでした。 しかし、今日のようにクレーン車があるわけでなく、人海戦術で材木を組み立てる上棟式の翌日は、例外的に骨休みというべき休みになったそうですが、棟梁は二日酔いで布団から出てこられなかったことは想像に難くありません。 |
by ken ¦ 19:47, Monday, Oct 22, 2007 ¦ 固定リンク
■コメント
棟梁送り・・お疲れ様でした無事終了され良かったです、写真UPして見せてください。 |
名前: ヤマド ¦ 17:18, Monday, Oct 29, 2007 ×
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