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今日は、我が家の親父さん共々、高尾山 薬王院へ伺いました。 創立50周年ということで、先年寄進された大天狗、小天狗の像の回りに、 今回新たに関東鳶職連合会で、玉垣と賽銭蛸(さいせんたこ)を奉納しました。
賽銭蛸というのは聞き覚えの無い言葉だと思いますが、『賽銭箱を兼ねた蛸』のことです。 まだピンと来ないと思いますので、もう少し説明しますと、『蛸(たこ)』とは木遣地業で使う道具のことで、本物は石では無く、硬いケヤキの木で作った八角形の柱です。 この柱を『芯棒』とも呼び、下方にある突起した部分(ダボ)に綱を縛り付け、櫓を組んでその上部に滑車を吊って、木遣の歌に合わせて綱を曳いて落として、芯棒が地面にぶつかることで、地面を突き固めるのです。 電動工具や建設機械の無かった昭和30年代までは普通に見られる工法でした。 この芯棒に綱が四方八方に繋がった状態が、まるで足が八本ある蛸(たこ)に見えることから、蛸ともよばれるのです。 木遣塚のような顕彰碑には蛸の石像が用いられることはありましたが、賽銭箱と兼用の石像は恐らく日本でもここだけでしょう。 お寺から高尾山の頂上までハイキングコースになっていて、30分も森林浴をしながら歩くと山頂に着きます。
私も、今日は山頂まで行ってみたら、どこかの小学校の遠足の集団がちょうどお弁当を広げていました。 そのまま反対側へ下山すると相模湖に下りられます。 みなさんも、興味があったら行ってみてください。
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by けん ¦ 19:29, Thursday, Jun 19, 2008 ¦ 固定リンク
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