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本日は、地元埼玉会館大ホールにて、埼玉県建築士事務所協会主催の『改正建築士法セミナー』に参加、聴講してきました。 少し風化してきたようですが、構造計算書偽装問題で建築界は大激震でした。 あの、姉歯問題の影響で、それまで性善説で「ワザと騙す事は無い」という状況だった建築確認申請の信頼性が根本から崩れ、行政は問題の責任を民間建築確認機関になすりつけ、些細な間違いもダメと門前払いするような、分からず屋になってしまいました。 その結果、建築確認申請が通らない→建築着工が出来ない→仕事が少ない→ガソリンが毎月5%くらい値上がりする→鉄筋が値上がりする→生コンも値上がりする→建築業界不況。 ここへもってきて、行政もようやく落ち着いて法改正でもやろうと、なってきました。 本日の講演は1、設計等の業務に関する報告書の作成と提出方法について。 2、改正建築士法の主な改正点について。 3、新しい確認手続きの要点と確認業務のQアンドAについて。 4、住宅瑕疵(かし)担保履行法の要点について。 5、その他(耐震改修補助制度など)。 でした。 1については、毎年必ずやった仕事を報告しなさい、違反すると罰金だよ、というお話でした。 2は、免許の更新も今までみたいに、だだ申請すればOKという方法を改めて、講習会と○×試験に合格しないとダメだよということでした。 しかしながら、政治家、医者、弁護士などなどの諸先生や公務員は不祥事を起こしても、こういう法改正は成されていません。不公平ナンじゃない?と思いました。 3については、混乱している閉塞的で遅々とした確認申請業務の事態改正に向けて、 一生懸命に行政もやっているよというお話でした。 4もけっこう大問題で、平成21年10月1日から新築の住宅やマンションを売る際には、瑕疵保険に加入して、保険屋の検査を受けながら建築工事を始めるか、既に建築中の物件に関しては、供託金を1戸または1軒あたり約2000万円納めないと、販売できないという法律です。 瑕疵(かし)というのは、あくまでもワザとじゃなくて起きた欠陥のことです。 これは、第2の姉歯問題が起きたときに、善良な第3者である住宅の購入者を保護しようという目的で創設されるのだと思います。 |
by けん ¦ 19:52, Friday, Jun 20, 2008 ¦ 固定リンク
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