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九州は大分県日田市より山へ向かうこと1時間くらい・・・ ・・・ ・・・
小鹿田(おんた)焼の里がある。(観光ガイドリンク)
窯元は10軒。
川を挟んで両側に伝統的な作陶の街並みが有る。 平成20年(2008年)に「小鹿田焼の里」の名称で国の重要文化的景観に選定された街並みだ。
天日干しで、窯へ入れる前の皿や器を干している光景が続く街並み・・・
土を細かく砕くためか、粘土を練っているのか、川の流れを利用して水車で、餅搗きのようなシシオドシのような大きな杵と臼の音がズドン、ズドンと時折聞こえて来る。
何で急にこんなことを書こうかと思ったかというと、友人がブログで『冷汁』を食べた事を綴っていたからだ。 「ヨシスタジオなか園」ブログ・リンク
『冷汁』はTVの秘密の県民ショーなどでも紹介されたらしいですが、B級グルメの町興しなども手伝って近年脚光を浴びている埼玉県の郷土料理のひとつです。
我が家では『ゴマ汁』と呼んでいますが、埼玉県川島(かわじま)町では『すったて』とも呼ばれています。 『すったて』の語源は「擂りたて」で、すり鉢(当り鉢)でゴマを擂るところから来ています。
夏に食欲の落ちた時に、ゴマとキュウリ、長ネギ、青シソ(大葉)、ミョウガなどを入れ、全てを当り鉢で擂り合わせます。 そこへ赤みそ、醤油、砂糖を入れ更にペースト状になるまで擂り合わせます。 祖母の生きていたころは、味の素なども入れていた記憶が有りますが、最近の私は少し出汁の旨味が欲しいので、醤油 砂糖の代わりに濃縮蕎麦汁の素を使ってしまします。
ペースト状のままでは味が濃過ぎるので、お好みで冷水で割りうどん蕎麦素麺冷麦、御飯に掛けもよしです!!
かなり話が「食べる」方へ脱線してしまいましたが、この『ゴマ汁』を作る為の当り鉢を求めて8年くらい前に『小鹿田(おんた)の里』を訪ねたのです。
10軒の窯元は長子相伝で弟子を取らずにデザインと伝統を受け継いで来ているそうで、その技法は平成7年(1995年)に国の重要無形文化財に指定されている。 私も数件の窯元の店先で気に入った機能とデザインの当り鉢を買おうとしたら、希望の大きさの鉢が欠品で、代金先払いの鉢が焼きあがったら宅配便で送ってもらうという買い物を初めてしたのを覚えています。
深い彫りの櫛目の鉢は、野菜とゴマを一緒に擂り潰すのに最適です。 毎年夏はその当り鉢でゴリゴリやっています。
・・・もちろん今年もやりましたヨ。
また行ってみたい街ですが、ホント焼き物は作印も無く素朴。 それも民陶、生活雑器ばかりなので、我が家のカミさんにも子供たちにもウケないだろうナ〜。
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09:01, Thursday, Sep 05, 2013 ¦ 固定リンク
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