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カタカナ語の氾濫
7月になってしまいました。

梅雨本番で、左官仕上げした現場が雨でダレダレに流れてしまったり・・・

職人殺しのシーズンです。



ところで、若者はスマホやネットで情報を読んでいるので、新聞や雑誌などが

売れなくなっると言われて久しいですけど、新聞やニュースなどで、

「スキームはどうなっているの?」といった感じで普通に使われるカタカナビジネス用語が多いのも困りものです。

意味が分からず、後からこっそりネットで意味を調べたことがある人も多いのではないでしょうか?!

たとえば「スキーム」なら、「仕組み」や「枠組み」といった意味。

「日本語で言ってくれればいいのに・・・」と違和感をおぼえるカタカナビジネス用語について、20〜30代の社会人男性200人にアンケート調査した資料をみつけました。(協力/アイ・リサーチ)。

〈「日本語で言えばいいのに…」と思うカタカナビジネス用語TOP10〉

1位 コミットメント(約束、集中する) 149pt
2位 ユーザー(利用者、消費者) 125pt
3位 エビデンス(証拠、確証) 92pt
4位 スペック(能力、性能) 87pt
5位 アジェンダ(議題、課題) 67pt
6位 コンセンサス(合意) 58pt
7位 フィックス(決定) 53pt
8位 ジャストアイディア(思いつき) 42pt
9位 シェア(共有) 41pt
10位 ペンディング(保留、中止) 33pt

※番外
11位 シナジー(相乗効果) 32pt
12位 タスク(仕事、やるべきこと) 27pt
13位 ブラッシュアップ(良くする、練る) 25pt
14位 タイト(厳しい、時間がない) 22pt
14位 メソッド(やり方) 22pt
16位 デフォルト(標準、基本、初期設定) 21pt

ネタ元はNEWSポストセブンです。




ちょっと前までは、日本語に訳すと長く難しい言い回しになってしまうような

医学用語などが、カタカナ語の主流だった気がしますが、

昨今では、ファッション感覚というか「単にカッコイイ」という軽いノリや、「お前ら、こんな単語も知らないのか」的な、差別感覚で使われているケース、

又は意味を胡麻化したり曖昧にしたりする場合に使われることが多い気がします。

国会中継など見ても、答弁には多くのカタカナ語が飛び交っています。

国民にワザと判り辛く説明しているようで、気に障ります。



情報は老若男女・多くの人に共有できるように、判りやすい日本語で届けるのが旨だと思います。



正岡子規がベースボールを野球と訳した精神が大事です。

13:04, Sunday, Jul 05, 2015 ¦ 固定リンク

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